お店や会社で販売・配布するオリジナルハーブティーは、どんな流れで形になるのか。相談から試作、パッケージ、製造、お届けまでの5つのステップと、期間・数量の目安を紹介します。

こんにちは、ハーブティープロデューサーの逸見です。企業や店舗のオリジナルハーブティーの企画・開発を手がけていて、ハーブティーを中心に、これまで携わった商品は100品を超えます。この記事で紹介するのはお店や会社で販売・配布するハーブティーが形になるまでの流れ。

ご家庭で自分用のブレンドを楽しみたい方には、ティーウェリスト養成講座の記事のほうが役に立つはずです。

木のさじにのせたバラのつぼみと黄色い花

Photo: Anna Pou / Pexels

お店のオリジナルハーブティーはこうして生まれる

相談をくださるのはカフェや美容サロン、鍼灸院、陶芸の工房、お菓子や食品の会社などさまざま。ハーブティーとは縁の遠そうな業種からの相談も、珍しくありません。

きっかけで多いのは自分のブランドを立ち上げたいというもの。お店で販売したい、ギフトやイベントのグッズにしたいという相談もあります。器やお菓子など、すでにある商品と組み合わせたいという声もよく聞くものです。

できるまでの5つのステップ

  • 相談:どこで誰に飲んでもらう一杯かを聞く
  • 試作:3つの案を作って飲み比べ、2回の試飲で味を決める
  • パッケージと表示:茶葉のままかティーバッグか、袋の種類やラベルを決める
  • 製造:決まったブレンドを工場で計量し、袋に詰める
  • お届け:できあがった商品をお店や会社へ

最初の相談の時点で、ハーブティーの知識は要りません。使う場面や数量、時期を話しながら、少しずつ形を決めていくのが基本の進め方です。

乾燥した花を詰めた布のティーバッグ

Photo: Anna Pou / Pexels

味は「どこで誰が飲むか」から決める

同じカモミールのブレンドでも、カフェの食後に出す一杯と、ギフトとして家で飲まれる一杯では合う味が違うもの。だから試作の前に、飲む人と場面をできるだけ具体的に聞いています。

試作で用意するのは方向の違う3つの案。1回目の試飲で方向を決め、2回目で香りや味の強さを細かく整えます。1つのブレンドに使う原料は3〜5種類が基本で、入れても味に出ないほど少ない原料は、原則として加えません。

ハーブを入れた小鉢とグラスでお茶を混ぜる手元

Photo: Anna Pou / Pexels

期間と数量の目安

初めて作る場合、相談からお届けまではティーバッグで約3〜4か月、茶葉のままのリーフで約2〜3か月が目安です。この期間にはブレンドの試作やパッケージの準備も含まれます。同じ商品を作り直すときは約2か月。

作れる数の目安は、ティーバッグが製品50袋以上かつティーバッグの数で1,000個以上、茶葉のままのリーフが製品100袋以上です。

茶こしと散らばった茶葉

Photo: Anna Pou / Pexels

身近な一杯の向こうにある仕事

ハーブティーは飲みやすいものから個性のあるものまで味わいの幅が広い飲みものです。お店ごとのオリジナルが増えるほど、いろいろな場所でいろいろなハーブティーに出会えるようになります。カフェや雑貨店で見かけるオリジナルの一杯にも、お店の人と作り手が一緒に考えた時間が入っています。

お店や会社のオリジナルハーブティーをご検討の方へ。料金の目安や開発実績は my herb の公式サイトで紹介しています。

料金の目安と開発実績を見る

仕様が決まる前のご相談も無料です。

逸見 伶(ハーブティープロデューサー/my herb 代表/シニアティーウェリスト)
この記事の執筆・監修

逸見 伶(へんみ れい)

ハーブティープロデューサー/my herb 代表/シニアティーウェリスト

原料選びからブレンド設計、商品化までを手がけるハーブティープロデューサー。これまでに携わった商品は100品超。

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