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レモングラスは、レモンのような香りがするイネ科のハーブです。爽やかな香りで酸味はほとんどなく、カフェインを含みません。
レモングラスの歴史と文化
名前の由来と、料理の香りとして親しまれてきた文化を紹介します。
レモンの香りの「草」
レモングラスは、細長い葉をもつイネ科の草です。レモンの香りのもとになる成分(シトラール)を含むため、葉や茎からレモンのような香りがします。レモンの木の葉ではありません。和名は「レモンガヤ」で、「メリッサグラス」と呼ばれることもあります。
アジアの台所のハーブ
原産はインドといわれます。タイのトムヤムクンの材料としておなじみで、タイやベトナムなど、東南アジアの料理に欠かせない香りです。
味と香り
レモンに似た爽やかな香りのお茶です。レモン果汁のような酸っぱさはほとんどなく、ほのかな甘みがあるところが、レモンティーとの違いです。
生の葉と乾燥した葉では、香りがかなり違うといわれます。乾燥したものは手に入りやすく、ブレンドにも使いやすいのが特徴です。
蒸らしすぎると、青くさく感じることがあります。そのときは、蒸らす時間を短めにしてみてください。
レモングラスティーの淹れ方
- 茶葉
- 乾燥した茶葉を、小さじ山盛り1杯(カップ1杯分)
- お湯
- 沸かしたての熱湯 約180ml
- 蒸らし
- ふたをして3〜5分
生の葉を使うときは、カップ1杯に15cmほどを刻んで使います。アイスティーにするときは、氷で薄まるぶん、濃いめに淹れてください。ティーバッグは、パッケージの表示に合わせてください。
アレンジ
紅茶に少し加えると、レモンティーのような香りの紅茶になります。ジンジャーと合わせて、はちみつを少し加える飲み方もあります。白ワインに漬けておくと、レモンのような香りのワインになります。
レモングラスティーの効果は?
レモングラスティーは食品(飲み物)で、病気の治療や予防を目的とするものではありません。ここでは、どんな場面で飲まれてきたかを紹介します。
- 東南アジアでは、料理の香りづけに欠かせないハーブです。
- 食後の一杯として飲まれることもあります。
- 現代の医学的な効果が確立しているわけではありません。昔から使われてきたことと、効果が確かめられていることは同じではないためです。
合わせやすいハーブ
レモングラスは香りがはっきりしていて、ブレンドの主役になりやすいハーブです。ブレンドでは、次のような使い方をしています。
レモンバームやさしいレモンの香りと、グリーン系の香りが加わります。図鑑を見る →
カモミールカモミールのやさしい香りは強く出やすいので、レモングラスの香りを立たせたいときは、レモングラスをしっかり入れます。図鑑を見る →気をつけたいこと
- 妊娠中・授乳中は、注意が必要とされることもあります。
- 持病のある人、薬を服用している人、体調に不安のある人は、飲む前にかかりつけの医師・薬剤師に相談してください。
- 飲んで体に合わないと感じたときは、飲むのをやめてください。
作り手のメモ
レモングラスを主役にするなら、ペパーミントは添える程度がちょうどよいと感じています。カモミールと合わせるときは、レモングラスをしっかり入れないと柑橘の香りが立ちません。ホーリーバジルを合わせると、柑橘の香りが落ち着いた印象になります。
このページについて:レモングラスティーは食品です。医薬品ではなく、病気の治療・予防を目的としたものではありません。ここに書いた内容は、一般に知られていることをまとめた情報で、効果や効能を保証するものではありません。体調に不安のある方は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください。
出典・写真のクレジット
出典:LOVEGREEN「ハーブの使い方|レモングラスティーの作り方」/Agriture「レモングラスティーの作り方」/Suimok「レモングラスのハーブティーはどんな味?」/佐々木薫『ハーブティー事典 改訂版』(池田書店、2021)/しばたみか『ココロ・カラダととのうハーブティー365日』(山と溪谷社、2026)/作山若子『喫茶手帳』(東京書籍、2009)/my herb ブレンド開発の記録(試作と試飲メモ)
写真:Obsidian Soul/Wikimedia Commons(CC0)








